090-3675-0666
06-6335-9600
電話に出れない場合がございますので、
大阪市北区菅原町5番3号大宝中之島ビル1006
🛠️施工図を描く前に知っておきたいこと
こんにちは。CADオペレーターとして設備図面に関わっている皆さん、日々の作図おつかれさまです。
CADって、業界によって使い方も知識もぜんぜん違いますよね。建設業界だけでも、「建築CAD」「構造CAD」「設備CAD」とそれぞれに専門性があります。
🏢建築と設備の違いって?
建築は、部屋の形や空間をつくる仕事。たとえば「この部屋は6畳で、窓は南向きにしよう」といったように、空間をデザインしていきます。
一方、設備は「Aの器具からBの器具へどうつなぐか」を考える仕事。水を流す、空気を送る、電気を届ける…そんな“見えないけど大事な仕組み”をつくっていきます。
しかもそのルートは、天井裏や床下など、限られたスペースの中。配管・ダクト・電気配線がぶつからないように、うまく通していく必要があります。
📐施工図を描くには、どんな知識が必要?
設備CADで施工図を描くには、設備の知識だけじゃ足りません。実は、建築や構造の知識もけっこう重要なんです。
たとえば…
建築の知識:天井高さ、梁の位置、壁の厚み、仕上げ材の種類など
構造の知識:スラブの厚さ、躯体の開口、耐火区画の考え方など
設備の知識:配管径、勾配、ダクトサイズ、機器の設置条件など
💡オペレーターとして意識したいこと
図面は“現場の言葉”:施工する人が迷わず作業できるように、わかりやすく描く
干渉チェックは必須:他設備や構造とのぶつかりを事前に防ぐ
納まりをイメージする:ただ線を引くだけでなく、実際にどう取り付けるかを考える
🧰最後にひとこと
設備CADは、ただの“線引き”ではありません。建物の中で、人が快適に過ごすための「見えない仕組み」を形にする、すごく大事な仕事です。
施工図を描くときは、ぜひ「この図面で現場が動くんだ」という気持ちで取り組んでみてください。きっと、図面の精度も、仕事のやりがいもグッと上がりますよ。
そんなときは、一度立ち止まって、今まで得た知識を整理してみるのがおすすめです。点と点がつながって、理解がグッと深まりますよ。
当社では、そうした知識の整理をサポートするために、設備の基礎知識とCADスキルをセットで学べる研修を行っています。
「CADは使えるけど、設備のしくみはよくわからない…」という方も、「設備のことはわかるけど、CAD操作が不安…」という方も、それぞれのレベルに合わせて学べる内容になっています。
実務に直結する図面の描き方や、現場で役立つ納まりの考え方など、すぐに使える知識を中心に構成していますので、ぜひ活用してみてください。、
9/ 6 土
10:00~11:30
9/ 23 火
10:00~10:50
10/ 11 土
10/ 25 土