2008年から建築設備CAD「Rebro」を活用し、設備BIMモデル構築や施工図作成に特化した実務支援を行っています。複合施設・オフィス・ホテル・工場など多様なプロジェクトに対応し、Rebroスキルアップ研修や企業向けカスタマイズ講習を通じて、作図効率とBIM活用力を飛躍的に向上させます。 Rebroの操作だけでなく、BIMの本質的な理解を重視した研修で、現場で使える知識と技術を提供。Rebro導入相談からBIMデータ構築支援まで、設備図の未来を共に創ります。
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  1. 技術を深める。自分を育てる。―設備×CAD×BIM×女性目線のコラムー
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  3. あなたのメールは伝わりますか?

あなたのメールは伝わりますか?

伝わるメールが、あなたの仕事をもっと信頼されるものにする

時短」や「テンプレート」に頼りがちで、必要な情報が抜け落ちてませんか?


日常のメールやチャットでよく目にする「ご確認をお願いします」という一文。便利で簡潔ですが、受け取る側からすると「何を確認すればいいのか」「どう対応すればいいのか」が分からず、余計なやり取りが増えてしまうことがあります。

本来の「確認依頼」は、相手にとって内容が予測できる状態で届くべきもの。そうでなければ、ただの曖昧なお願いになってしまい、相手にとっては負担なことに。せっかくのコミュニケーションがもったいない習慣になりかねません。


🌱 想像力をメールにも活かす

私たちは日常の中で、相手の状況や気持ちを想像しながら細やかな気配りをすることに慣れています。その想像力があるからこそ、言葉は伝わり、安心感を生みます。

ところが、メールでは「時短」や「テンプレート」に頼りがちで、必要な情報が抜け落ちてしまうことも。けれど、ほんの少し想像力を加えるだけで、メールはぐっと伝わりやすくなるのです。

丁寧に書く=時間がかかると思いがちですが、私自身も少し意識して相手の動きや返信のしやすさを考えて書くようにしています。そうすると、明確に書くほど、返信が早くなる傾向が高いように感じます。


伝わるメールの3要素

「ご確認をお願いします」に添えるべきは、次の3つ。

  •  何を確認してほしいのか
  •  いつまでに対応してほしいのか
  • どうして欲しいか(承認・修正・返信など具体的なアクション)

この3点を加えるだけで、相手は安心して動けるようになります。

「ご確認ください」だけで終わらない、伝わるメール習慣

01 対象を明確にする

例:「添付資料の3ページ目をご確認ください」

どこを見てほしいかを具体的に書く。

02行動を指定する

例:「修正点があればご指摘ください」

相手に何をしてほしいかを一文で伝える。


03期限を添える

例:「本日中にご返信ください」

相手が優先度を判断しやすくなる。

04目的を伝える

例:「来週の会議準備のために」

なぜ必要なのかを示すと、相手の理解が深まる。


05相手の立場を想像する

例:「忙しいところ恐れ入りますが…」

相手の状況を思いやる一言で、受け取りやすさが変わる。


06一文で「確認+行動」をセットにする

例:「確認して、必要なら修正をお願いします」

読み手が迷わず動ける。


女性目線での価値

こうした小さな習慣は、誰にとっても役立つ“普遍的なスキル”と思いますが、 

メールが分かりやすくなることで、対面の回数が少なくても、信頼関係は築けていきます。

「ご確認をお願いします」から一歩踏み出して、「何を」「いつまでに」「どうして欲しいか」を添える。そんな小さな工夫が、日々の仕事をスムーズにし、信頼を積み重ねる力になるのです

メールで「伝わる力」を育てていきましょう