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「5分前で十分」だった私が、衝撃を受けた日
以前の私は、約束の5分前に到着するようにスケジュールを組んでいました。 それより早く着くと「時間を無駄にしている」と感じていたからです。
そんな私が、ある日サブコンさんとゼネコンさんの合同会議に呼ばれました。 「ゼネコンさんの会社の前に、約束の15分前集合」と言われたとき、 「え、サブコンの方々も15分前?じゃあ私は20分前に着いてないと…」と、心の中でつぶやきました。
当日、20分前に到着。 「どうせ誰かは遅れてくるだろう」と思っていたら、なんと全員が15分前に揃っていたのです。
その15分間、皆さんは電話で現場と連絡を取り合っていました。 遅れないためだけでなく、現場の緊急対応を済ませてから会議に臨むための“準備の時間”だったのです。
この体験は、私にとって衝撃でした。 それ以来、「15分前到着」を習慣にしたことで、遅刻はゼロに。 そして、思いがけないメリットが次々と見えてきました。
15分前に着くことで得られる、6つの余白
📱打合せ前の連絡や確認に充てられる 資料の最終チェックや一言メッセージで、仕事の質が上がります。
🌿周囲の空気を感じる余裕ができる 季節の風や街の音や人間ウォッチングが、心を整え”今、ここに集中”としてくれます。
💄身だしなみや気持ちのリセットができる 鏡を見て整える時間は、気合が入ります。
🧠話す内容を軽くシミュレーションできる 頭の中で整理したり、街並みの何気ない会話ができるようになりました。
🧭 「時間を守る女性」は、業界で光る存在
男性が多い設備業界では、「時間にルーズなのが当たり前」とされる場面もあります。 そんな中で、女性が「時間を守る」ことは、目立たないけれど確実に信頼を得る行動です。
これは、技術力や肩書きとは別の“人としての信頼”を築く力。 そして、女性だからこそ丁寧にこなせる“当たり前”が、業界の空気を少しずつ変えていくのです
「女性だから時間に遅れてはいけないの?」「仕事は男女関係なく評価されるべき」「そもそも女性に時間に遅れるような仕事は任せていない」 そんな声があることも、もちろん承知しています。それでも私が伝えたいのは、信頼とは“その人の在り方”から生まれるということ。 時間を守るという小さな習慣が、言葉以上にその人の姿勢を物語ることがあると思います。