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最近、AutoCADやJw_cadなどの汎用CADから、設備専用の3次元CAD「Rebro」への移行を検討される方が増えています。
とくに女性オペレーターの方から、「どのCADを使っていたら有利ですか?」というご質問をよくいただきます。
実は、使っていたCADの種類よりも大切なのは、「CADの機能をどう理解していたか」なんです。
たとえば、操作手順だけを覚えていた方と、「この機能は何のためにあるのか?」と意味まで理解していた方では、Rebroに移行したときの吸収力に差が出ます。
Rebroは設備系の3D CAD。代表的な使われ方としては空間に機器を納めていくため、立体的に考える力がとても活かされます。
🧠2Dでも空間を意識していたなら、Rebroでもスムーズに
「3D CADを使っていたから有利」と思われがちですが、実はそうとも限りません。
業務で空間を意識する場面が少なかった場合、Rebroを使うようになり3Dを使用するとなると戸惑うこともあります。
逆に、2D CADでも「設備の配置」や「高さの違い」を意識していた方は、Rebroでもスムーズに馴染めることが多いんです。
つまり、「どのCADを使っていたか」よりも、「どんな視点で使っていたか」がポイント
✨CADの移行に“有利なCAD”はある?──経験からの答え
私自身、Rebroは6つ目のCADになります。
最初に使った3次元CADは1990年から2009年まで、途中で5種類ほどのCADを経験しました。
2008年から2011年までは、RebroとTfasの両方を併用していた時期もあります。
その経験から感じるのは、「どのCADを使っていたら有利か」という問いに、明確な答えはないということ。
コマンドの位置や、体に染みついた操作感の違いでストレスはありますが、CAD同士を比較しても、CADに必要な機能としては、実はそんなに大きな違いはないんです。
大切なのは、「CADの機能をどう理解していたか」「空間をどう捉えていたか」。
たとえば「線を描く」という機能。これはどのCADにも共通して存在します。ですが、その“描き方”はCADによって異なります。
任意に描くのか、ピッチで描くのか、距離をキーインで作図するのか。
Rebroでは、これらすべての方法が選べます。
ここで重要なのは、「線を描く」という【機能】と、「どう描くか」という【方法】を分けて理解しているかどうかです。
多くの人は「線の描き方」という操作手順で覚えようとしますが、それでは応用が効きません。
機能と方法を分けて捉えることで、CADの本質が見えてきます。
この視点を持つだけで、Rebroへの移行はぐっとスムーズになります。
「操作が違う」ではなく、「方法が選べる」という感覚に変わるからです。
そして、移行後こそが本当のスタート。Rebroがなぜ今の時代に選ばれているのか、その理由が自然と見えてきます。
🌈まずは「空間を意識するクセ」から
RebroはBIM対応の3次元CADですが、図面の根拠となる2Dの要素も欠かせません。
だからこそ、2D CADでの経験も、しっかり活かされる場面がたくさんあります。
これからRebroへの移行を考えている方は、まず「空間を意識するクセ」をつけてみるのがおすすめ。
たとえば、「この配管はどの高さにある?」「機器の奥行きは?」と、立体的にイメージする練習をしてみてください。
きっと、Rebroの理解がぐっと深まりますよ。
【例えば】
・右の画像の2次元の図面を作図する際に3次元のイメージをして作図すると2次元の破線の意図が重要になってきますよね?
そして、左手前のくぼみは平面だけではわかりにくい。断面で伝える線というのがわかります。
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